巨人・戸郷翔征投手が2勝目を目指し、8日の楽天戦(東京ドーム)で先発する。登板前日の7日は本拠地で最終調整。

「(野手陣も)お互い苦しい状況ですし、ピッチャーもいい時、悪い時あるので、本当に助け合いで。この順位にいるのは皆が頑張ってる結果。1試合1試合しっかりいけたら」と意気込んだ。

 前回1日の中日戦(バンテリンドーム)は5回2/3で9安打1失点と粘投。ここまで1勝4敗、防御率5・68で今季の自身交流戦初登板を迎える。「あまり対戦しないチームなのでオールスターだったり、侍(ジャパン)で会った選手にあいさつできる楽しみもありますし。ひとつ、投げている中で気付かされる部分っていうのがある。いい交流戦になれば」と話した。

 前回からの修正点には「決め球のフォーク。もう少し精度を上げないことにはゲームを支配することができない」と語り「強化に取り組んできた。昨日(6日)も浅村さんの一発があったり、そういう一発の警戒が必要」と引き締めた。

 3日には、巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんが死去。

「本当に偉大な方でした。何度も球場に足を運んでいただいて、お話もさせていただいたので、すごい悲しいことで…。長嶋さんのために、しっかりやれることをやりたいなと思います。勝ちたいなと思います」と必勝を誓った。

編集部おすすめ