◆米大リーグ ドジャース8―6パドレス(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が登板翌日の17日(日本時間18日)、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、1点を追う3回1死走者なしの2打席目には、相手右腕バスケスの2球目の93・8マイル(約151・0キロ)が右太ももに直撃する死球を受けた。場内は大ブーイング。

審判団が集まって協議した結果、両チームに警告が与えられると、ロバーツ監督がベンチを飛び出して猛抗議して退場処分となった。

 試合後、大谷に死球を当てたパドレスのバスケスが取材に応じ、「(あの場面は)特に思わなかった。なぜなら、あれは意図的なものではなかったから」と“報復死球”は否定。「内角に速球を投げるというもので、自分はそれをしっかり実行することができた」と淡々と話していた。

 大谷は死球を受けた直後こそ表情をゆがめたが、ロバーツ監督の抗議中には一塁塁上で笑顔を見せるなど大事には至っていない様子。試合後もクラブハウス内ではいつもと変わらずリラックスした表情を見せて帰路についた。

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