日本野球機構(NPB)は20日、香川・丸亀市のレグザムボールパーク丸亀で7月20日に行う「レクザム フレッシュオールスターゲーム2025」の出場選手を発表。くふうハヤテからは大石航投手、深草駿哉捕手、仲村来唯也(らいや)内野手、篠原玲央外野手が出場する。

 大石は、チーム本拠地がある静岡県出身。地元・藤枝明誠から日本経済大を経て今季加入した大卒1年目の183センチで最速147キロを誇る左腕。今季はこれまで11登板して3勝4敗、防御率を3・66の成績を残している。「選出いただき、嬉(うれ)しく思います。試合では精いっぱい楽しみたいと思います」とコメント。

 その他の3選手は、いずれも在籍2年目の選手だ。

 深草は宮崎県出身。日章学園高3年春にセンバツ出場を果たし、熊本ゴールデンラークス、九州アジアリーグ・火の国を経て加入した23歳の強肩捕手。今季は31試合でマスクをかぶり、打率2割7分6厘、長打率3割4分5厘。163センチと小柄だが、打撃でのパンチ力が持ち味。「選出されてすごく嬉しいです。他球団の選手ともコミュニケーションを取りながら楽しんでプレーしたいと思います」とコメント。

 仲村は25歳の左打ち正遊撃手で沖縄県出身。筑紫台高から環太平洋大を経て、社会人野球・沖縄電力に入社。九州アジアリーグ・火の国でプレーした後に加入。今季は56試合に出場して打率2割2分7厘。「すごい若手が集まる中で自分もその1人として選ばれたことが素直に嬉しいです!自分の持ち味である積極的なバッティングと守備を見せられたら」とコメント。

 篠原は東京都出身の23歳外野手。本庄一高、共栄大を経て加入。今季は中堅手として定着、打率は2割2分5厘。「フレッシュオールスターに出場する機会をいただけて嬉しく思います。試合では肩と守備範囲の広さをアピールしたいと思います」とコメントした。

 昨年、チームからは早川太貴投手、増田将馬外野手が出場し、早川は同年のドラフト会議で阪神から育成指名を受けた。

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