◆米大リーグ ドジャース―パドレス(19日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が19日(日本時間20日)、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3点を追う9回2死三塁の5打席目は元阪神のスアレスと対戦し、死球を受けて大ブーイングが起こった。スアレスは退場になった。
パドレスの先発は初対戦のライアン・バーガード投手(25)。先発した山本由伸投手(26)が、先発初回を3者凡退に抑えて迎えた初回先頭の1打席目はスライダーを捉えきれずに右飛に倒れた。山本は2回にボガーツにソロを浴びて先取点を与えたが、3回は圧巻の3者連続三振。1点を追う3回2死一塁で迎えた大谷の2打席目は初球のチェンジアップをはじき返して右前安打で、3試合、13打席ぶりの安打をマークしたが得点にはつながらなかった。
2点を追う5回2死一、三塁の3打席目は、今季3打数無安打と抑えられていた2番手左腕・モレホンと対戦し、止めたバットにボールが当たる中途半端なスイングで投ゴロに倒れた。山本は7回途中7安打3失点で降板。援護に恵まれず7勝目を逃した。5点を追う8回先頭の大谷の4打席目は、右腕のアダムと対戦して、フルカウントから空振り三振を喫した。
16日(同17日)には663日ぶりに登板して1回28球を投げて2安打1失点。最速100・2マイル(約161・3キロ)をマークした。翌17日(同18日)は4打数無安打で22年9月以来3年ぶりに1試合4三振を喫し、故意ともされる死球も右太ももに受けた。