阪急OBの福本豊さん(77)のトークショーが18日、大阪・中崎町駅近くのダイニングバー「Sy’s second」で開かれ、25人が参加した。「阪急ブレーブスこどもの会」に在籍していたスポーツ報知の田中昌宏記者が司会を務め、ファンと交流した。

 福本さんは自ら「世界の盗塁王」誕生までの裏話を披露。ドラフト7位で阪急に入団した経緯を「加藤(秀司)のオマケやった」と明かし、爆笑を誘った。入団時の監督だった西本幸雄さんの話題では「なんぼアウトになっても怒られなかった」と感謝を口にした。

 上位争いを繰り広げる今季のオリックスについては「思っていたよりもいい。岸田監督には『最初は負けてもええ』と言うてたんやけど」と評価。現役選手で期待する1番打者、走り屋については「ソフトバンクの周東かな。あれは速い。打撃もようなったし、けががなかったら100盗塁できる」と太鼓判を押した。

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