大谷翔平が２打席連続四球、９球でバット１度も振らず…４月対戦時は３の３で本塁打
「１番・指名打者」でスタメン出場した大谷翔平（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース―ナショナルズ（２０日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２０日（日本時間２１日）、本拠地・ナショナルズ戦に「１番・指名打者」でスタメン出場し、１点を追う３回１死三塁の２打席目は、カウント３―１から四球を選んで出塁した。

　ナショナルズの先発はマッケンジー・ゴア投手（２６）。

今季は１６登板目で試合前の時点では３勝６敗ながら、防御率２・８９でリーグ最多１１９奪三振をマークしている左腕だ。大谷は昨季３打数無安打に抑え込まれたが、今年４月７日（同８日）に敵地で対戦した際には、右翼へ本塁打を放つなど３打数３安打と攻略した。１点を追う初回先頭の１打席目は、１度もバットを振ることなく４球連続ボールで四球を選んで出塁。１点を追う３回１死三塁の２打席目もカウント３―１から四球を選んで出塁した。２打席、９球で１度もバットを振らずに出塁した。

　前日１９日（同２０日）は１打席目に右飛に倒れて今季ワーストの１２打席連続無安打となったが、２打席目に３試合、１３打席ぶりの安打となる右前安打。３、４打席目は凡退し、５打席目には右脇腹に元ソフトバンク、阪神の右腕・スアレスの９９・８マイル（約１６０・６キロ）が当たった。１７日（同１８日）には右太ももに死球を受けて、直近３戦で２つの死球と満身創痍（そうい）だが、スタメンを外れることはなかった。

　試合前にはブルペン入りして２０球を投げて込んだ大谷。中５日で迎える２２日（同２３日）の本拠地・ナショナルズ戦での２度目の登板へ向けて順調に調整していた。

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