ソフトバンク・王貞治球団会長が21日、交流戦優勝にマジック1としているチームの戦いぶりを評価した。国立競技場で開催された小学校低学年が参加したマルチスポーツイベントにゲスト出演後に取材に応じ「4月の戦いからしたら考えられないな。

接戦に強くなったね」と目を細めた。

 20日の阪神戦(甲子園)では延長10回の末に2―1で勝利。「リリーフ陣がしっかりしてきたから」と要因を語った。

 また、柳田や一時は近藤が離脱するなど故障者が出たことを踏まえ「故障者が出たことは、もうすごくね、こちらとしては痛かったんだけど、かえって、それで出番が増えた若い選手たちがいい経験を積んでね、最初はうまくいかなかったりなんかしても、今ここに来てね。だいぶいい仕事して」と説明。首位打者に浮上した柳町と好調の野村らの名前を挙げ、若手が出場機会を生かすなど“けがの功名”があったことを高く評価していた。

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