◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島―楽天(21日・マツダスタジアム)

 広島の菊池涼介内野手が、勝利を大きくたぐり寄せる2号2ランを放った。5点リードの5回2死一塁から左翼席に運んだ。

5月7日のヤクルト戦(神宮)以来、今季マツダ1号。同球場では通算295打点となり、試合前まで1差だった巨人・丸を一気に追い抜いた。

 「やっとバットに当たってくれました。追加点になって良かったです」

 試合前まで6月は月間打率1割2分1厘と苦しんでいたベテラン。直前の打席まで4打席連続三振を含む10打席無安打だった。

 この日の一打は、18日のソフトバンク戦(マツダ)でファビアンが放った逆転満塁本塁打の起点となる二塁打以来。交流戦通算191安打となり、東出輝裕(2軍内野守備・走塁コーチ)を抜いて球団単独最多となった。

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