◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人5―2西武(21日・東京D)

 2番手で登板した西武・甲斐野央投手が今季最多となる5失点を喫し、逆転を許した。

 先発・与座海人投手のあとを受け、2―0の7回から2番手で登板。

1死から四球と連打で同点とされると、2死一、三塁となってから代打・増田陸に左翼スタンドへの5号3ランを浴び逆転を許した。

 マウンドに向かった直後には、ベンチの方を見て1度ベンチに戻りかける場面も。ベンチでは西口監督と豊田投手チーフコーチが話し合いを持っていた。西口監督は「まあ何かあったんでしょうね」としながらも「まあ甲斐野で行く気でいたんでね、託していきました」と責任を背負った。甲斐野は「僕が抑えたらよかっただけなので僕のミス。準備もしっかりできていたし、パフォーマンス自体も全然問題なかった。ストライクとボールがはっきりしていてすごい甘い球だったので、自分の実力不足です。失投でやられたなという試合でした」と肩を落とした。

 甲斐野は今季ここまで21試合に登板し17試合連続無失点と好調リリーフ陣の中心としてチームを支えていた。

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