ロバーツ監督が注目する山本由伸の「初球」　６月は勝ちなし３連敗と苦戦、７月初勝利狙う
試合前にインタビューを受けるロバーツ監督（カメラ・安藤　宏太） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ロッキーズ―ドジャース（２５日、米コロラド州デンバー＝クアーズフィールド）

　ドジャース・山本由伸投手（２６）が２５日（日本時間２６日）、大谷翔平投手も「１番・指名打者」でスタメン入りした敵地・ロッキーズ戦に先発する。

　山本は、今季１６試合目の登板。

５月２６日（同２７日）の敵地・ガーディアンズ戦で６勝目を挙げてからは、４試合連続勝ちなしの３連敗中で、６月は白星なし。前回登板の１９日（同２０日）の本拠地・パドレス戦では７回途中７安打３失点と粘りの投球を見せたが、敗戦投手になった。登板後には「前回と比べると良かったかなと思います」と手応えを口にしていた。

　６月は勝ちなしと苦しむ山本についてロバーツ監督は「彼には高い期待をしている。彼は制球で勝負する投手だと思うけど、（際どいコースを）狙いすぎている。カウント１―０か０―１から始めるのではちがう。初球にストライクを取れれば、いい登板になると思う。彼は時に完璧を求めすぎている」と期待を込めた。

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