◆米大リーグ ロッキーズ1―3ドジャース(26日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2試合ぶりの本塁打となる28号ソロを放つなど、3打数1安打1打点でチームの逆転勝ちでの4連勝に貢献した。
2点リードの9回1死一塁では中堅・パヘスが左中間へのフライをキャッチ。
大谷は3打席目まではこれまで2本の140メートル以上の特大本塁打を放っていた左腕・ゴンバーに対し、二ゴロ、四球、一ゴロで快音がなかった大谷。力強いスイングを見せたのは、2―1で1点をリードした7回2死走者なしの4打席目だった。4番手右腕・キンリーの87・4マイル(約140・7キロ)のスライダーを右中間席に運んで28号ソロ。本塁打ボールはブルペンで投球練習をしていたイエーツがナイスキャッチした。打球速度は107・8マイル(約173・5キロ)、打球角度40度、飛距離419フィート(約128メートル)。82試合での28発は、シーズン55・3発ペースとなった。
ドジャースは2回に先発のカーショーがドイルにソロを浴びて先取点を与えたが、3回にベッツの適時内野安打で同点。6回にフリーマンの3試合ぶり安打となる右前適時打で勝ち越し、7回に大谷のソロでリードを広げた。先発のカーショーは6回69球で4安打1失点で4勝目(0敗)。5つの三振を奪って、史上20人目の通算3000奪三振にも残り「3」と迫った。