◎「第56回日本少年野球選手権大会」兵庫県東支部予選(6月21、22日・淡路佐野運動公園第1球場ほか) ◆中学生の部 ▽決勝 神戸ボーイズ 4 ー0 芦屋ボーイズ

 神戸のエースが大一番で躍動した。先発・井上は自慢の直球を武器に7回を1安打無失点。

「少し疲れたが、気持ちよく投げられた。春の全国で試合感はつかんでいるので、勝利に貢献する自信がある」。17年ぶりに出場した春季全国大会に続いて、夏の全国大会でも大暴れすることを誓った。

 打線も早々に右腕を援護した。初回1死から小林、森野が連打するなどチャンスをつくると、5番・作岡が3点二塁打。5回にも森野がタイムリーを放ち、追加点を奪った。春は3回戦で惜敗したが、大舞台がナインをさらに強くしたのが感じられる、快勝となった。

 捕手として、井上を好リードで支えた竹内主将も自信満々だ。「初回、3点を取ってチームに勢いがついた。チームの力を信じて全国でもいい試合をしたい」と力強く言い切った。

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