TCK特別区競馬組合は6月27日、大井競馬所属の市村誠調教師(54)が、オンラインカジノを利用したことにより賭博罪で罰金刑に処せられたことを発表した。5月上旬に簡易裁判所で略式起訴され、すでに罰金の納付は済ませている。

これを受けて同組合は、競馬の信頼を失墜させたとして同調教師に戒告・賞典停止15日間(6月30日~7月16日、南関東4競馬場の非開催日を除く)の処分を下した。

 桑野俊郎・大井競馬開催執務委員長「オンラインカジノの利用が社会問題として取り沙汰されている中、大井競馬関係者から利用者が出たことは、指導監督者として責任を強く感じております。事態を重く受け止め、関係者に対する注意喚起や研修を通じた啓発などの再発防止策を講じ、信頼回復に努めてまいります」

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