福島11R・バーデンバーデンカップ・馬トク激走馬=バロネッサ

 前走のむらさき賞は6戦ぶりの芝戦のうえ、前半1000メートル56秒8のハイペースを中団後方から進める形。直線追い出すとジリジリと伸びたが6着がやっとだった。

苦しく少しモタれながらも最後までファイトできた点は好材料。近走は道中で気持ちが切れる面があったが、それが出なかったのはプラスだ。

 2番枠を引いただけに、今のメンタルなら開幕週の馬場傾向を生かし、本来の先行策も可能だろう。中間も好コンディションを保っているだけに、久々のルメール騎手の手綱で、前めからの粘り込みが期待できる。

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