◆JERAセ・リーグ 中日3―2広島(27日・バンテリンドーム)

 広島は12安打を放ったが、2得点で敗れた。6、7、8回は3イニング連続で先頭打者の安打を生かすことができずに無得点。

7回は代打・中村奨が左前打で出塁すると、すかさず代走の切り札・羽月を投入したが、無死一塁で痛いけん制死となった。

 逆をつかれたわけでもなく、セーフのタイミング。まさかのタッチアウトで、羽月は「僕が戻ったところに足があって。結果的には僕のミスで負けてしまった」と肩を落とした。ベースタッチに伸ばした手が、一塁・ボスラーの足と接触。「よけられないです。よけたら(スピードが)緩んでアウトになってしまう。突っ込んで(妨害を)アピールするしか」と振り返った。

 新井監督のリクエストも失敗。リプレー検証の後も指揮官は審判の元に向かい、確認を行ったが「ボスラーの足がベースの前にあったように見えたので。リクエストの後に『ちょっと確認なんですけど』って。それも確認した上でアウトということだったので」と、やりとりを明かした。

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