◆JERAセ・リーグ 中日3―2広島(27日・バンテリンドーム)

 広島は中日を上回る12安打を放ったが、2得点で敗れた。先発の森下は今季最短の5回を8安打3失点(自責2)でリーグワーストタイの7敗目(5勝)。

3回に1度はリードしたが、直後に逆転を許した。以降の打線は8回まで毎回走者を出しながらも無得点。6、7、8回と3イニング連続で先頭打者の安打をいかせなかった。7回無死一塁では、代走・羽月がけん制死。帰塁を試みた手が一塁・ボスラーの足と接触し、ベースに届かない不運もあった。

 また、栗林良吏投手は試合前の練習に姿を見せていたが、ベンチ入りメンバーから外れた。

 以下は試合後の新井貴浩監督の主な一問一答

―森下の投球は

「調子はよくなかったね。少しずつ真ん中に集まっていたかな。けっこう、捉えられたヒットも多かったし。また次回、修正して」

―12安打を放ったが

「ヒットも出ているし、振れているバッター、しっかり捉えられているバッターは多いので。内容もいいので、継続していきたい」

―羽月のけん制死はベースタッチを試みた手が一塁・ボスラーの足と接触

「ちょっとそういうふうに見えたので。足がベースの前にあったように見えたから、リクエストが終わった(失敗)後、ちょっと(責任審判の)福家さんに『ちょっと確認なんですけど』って。

『それも確認した上でアウトです』ということだった」

―8回無死一塁では坂倉に強攻を選択。それまでの打席内容も踏まえて

「もちろん。あそこはもちろん、そうですね」

―栗林がベンチ外

「体調不良というか。ちょっと体に張りがあるということだったので。またあした、状況をトレーナーから聞いてという感じかな」

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