◆パ・リーグ オリックス10―2楽天(27日・京セラドーム大阪)
楽天は先発の早川隆久投手が5回途中8失点(自責7)と乱調。打線はオリックス・九里を打ち崩せず、9回に2点をあげて完封負けを阻止するのがやっとだった。
計10失点は4月10日の日本ハム戦(楽天モバイル)と並ぶ今季チームワーストタイ。借金2の5位から巻き返しを図るリーグ再開初戦に大敗した三木肇監督は、「今日の試合から学べることはたくさんあると思う。選手たちは最後に2点取れたことを明日につなげてほしい」と試合を振り返った。
今季の開幕投手・早川に、同じ相手、球場でのリーグ再開初戦を託した指揮官。試合前には「意気に感じてくれたら」と期待していたが、結果は無残なKO。試合後は「本人もいろいろ思うところがあると思う。次に期待しています」と顔を曇らせていた。