◆JERA セ・リーグ 巨人4―0DeNA(27日・東京ドーム)

 DeNAは巨人に敗れて3位に転落。交流戦期間に最大7まで積み上げた貯金が0となり、勝率も5月13日以来の5割となった。

 先発のケイは6回1死三塁から泉口に左犠飛で先制を許すも、6回6安打1失点と試合を作って降板。最速156キロの直球にカットボール、スライダーを織り交ぜる投球で今季10度目のクオリティースタート(QS=6回以上自責3以内)を達成するなどフル回転したが5敗目を喫した。三浦監督は「本当に良く投げてくれましたしね。援護してやれなくて申し訳なかった」と声を絞り出した。

 一方の打線は難敵・山崎の前に4安打無得点と沈黙。7回には田代野手コーチが中心となって円陣を組み、気合いを入れ直し、宮崎、山本の連続四球などで2死満塁のチャンスを作るも得点を奪えなかった。指揮官は「結果として点とれていない。でもプロ野球ですから。また対戦機会はありますから。次こそはと思ってやっている。これで終わりじゃないですから」と語った。

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