大谷翔平２戦連発２９号なるか　ロイヤルズ戦「１番ＤＨ」スタメン入り…あす先発登板予定
大谷翔平投手（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ロイヤルズ―ドジャース（２７日、米ミズーリ州カンザスシティー＝カウフマンスタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２７日（日本時間２８日午前９時１０分開始予定）、敵地・ロイヤルズ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。２戦試合連続の本塁打となる２９号に期待だ。

　前日２６日（同２７日）の敵地・ロッキーズ戦では、３打席目まで快音がなかったが、１点をリードした７回２死走者なしの４打席目に、２試合ぶりの本塁打で試合を決める２７号ソロを放った。打球は右中間のドジャースブルペンに飛び込んで、投球練習をしていたイエーツがキャッチする珍事もあった。直近４試合で３本塁打と勢いに乗っている。

　ロイヤルズの先発はノア・キャメロン投手（２５）。今季メジャーデビューした左腕で、８登板で２勝３敗ながら防御率２・０８と安定した投球を見せている。これまでの８登板はすべて５回以上を投げ、無失点３度、１失点３度、２失点以上２度。マイナー４年間の奪三振率は１１・３をマークしており、チェンジアップ、カットボール、カーブ、スライダーなど多彩な変化球への対応が鍵になりそうだ。大谷は初対戦となる。

　あす２８日（同２９日）の同カードでは、今季３度目となる先発登板予定の大谷。大谷はここまでチームのレギュラーシーズンちょうど半分の８２試合のうち、真美子夫人の長女出産にともなう「父親リスト」入りで欠場した２試合を除く８０試合に出場。リーグトップの２８本塁打を放っている。レギュラーシーズン１６２試合に換算すると、５５・３発ペース。

前日終了時点で９２安打（リーグ２位）、打率２割９分１厘（同１２位）、５２打点（同１４位タイ）、ＯＰＳ１・０２５（同１位）、８０得点（同１位）をマークしている。

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