日本ハム・山崎福也投手(32)が28日の西武戦(ベルーナD)に先発する。27日は気温30度超の蒸し暑いドームでの練習となったが、山崎はさわやかな笑顔でメニューをこなした。

「ここは暑かったですからね」。地元の埼玉・所沢市出身で小さい頃、何度もこの球場に足を運んで西武戦を観戦していた。「この球場は好きでした。小さい頃はよく来ていたので。外野席が芝生でイスがなかったので、そこで自由に遊びながら見ていた記憶があります」と懐かしそうに当時を回想した。

 今季、3勝2敗の左腕は西武と4月11日にエスコンで対戦し、8回を投げて被安打2、無失点。勝ち星こそつかなかったが、試合はしっかりとつくった。交流戦からリーグ戦に戻っても、根本的な考えは変わらない。「各チームで攻め方も投げるパターンも違ってくるので、リーグというよりは1球団ずつ違う感じはします」と自分のペースを変えることなく対するつもりだ。

 28日も気温30度超の蒸し暑い中での登板となりそうだが、暑さ対策にも「しっかり水分補給をするくらいじゃないですか」と淡々としたもの。首位固めへ、暑さをものともせずマウンドに立つ。

(秋本 正己)

編集部おすすめ