★福島2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=デンジエンド

 東京のデビュー戦では10着。距離延長で臨んだ2戦目も16着と惨敗を喫したが、福島初参戦の前走では0秒6差の4着と大幅な変わり身を見せた。

 その前走は今回と同じ舞台でスタートが一息で後方を追走。序盤で脚を使ったものの、3コーナー過ぎからのロングスパートでしぶとく粘り込んだ。

 舞台適性に加えて、激走馬の要因が「騎手が好調」と「上位騎手騎乗」と2点ともに鞍上に関するもの。乗り替わりになる小沢大仁騎手でさらなる前進を見込む。

★小倉6R・2歳新馬の馬トク激走馬=スターアニス

 半兄バルサムノートはデビュー戦を勝って、白百合Sと朱鷺Sでリステッド競走を2勝。半姉も含めてデビューしたきょうだい2頭が3勝以上をマークしている。

 父は2歳戦から結果の出ているドレフォンに替わり、重賞2勝を挙げた母エピセアロームも小倉2歳Sの覇者で早い時期から活躍できる下地がある。

 激走馬にピックアップされた要因は「騎手が好調」と「性別補正で浮上」の2点。バイタルジョッキーに選ばれた松山弘平騎手も後押しになる。

★函館12R・湯の川温泉特別(3歳上2勝クラス)の馬トク激走馬=スイミーユニバンス

 今年は冬場の休養を経て3戦を消化したドゥラメンテ産駒。福島での2走前こそ最速の上がりで6着まで詰めたが、それ以外は2ケタ着順に終わっている。

 前走は今回と同じ舞台で11着だったが、開幕週で前が止まらない1分7秒台の高速決着。

末脚に懸けたい馬にとっては厳しい展開だったが、開催が進んで傾向が変わり始めている。

 今回は「このレースに向く体形」と「末脚性能が上位」の2点。鞍上はバイタルジョッキーの藤岡佑介騎手で、他の指数も軒並み高い数値を算出している。

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