◆イースタン・リーグ ロッテ8―1巨人(28日・長嶋茂雄記念岩名球場)
巨人の三塚琉生外野手(21)が28日のイースタン・ロッテ戦に「5番・一塁」で先発出場。4打数2安打1打点と気を吐いた。
6回1死の第3打席で右前安打を放つと、8回2死二塁の第4打席では右翼線に適時二塁打。マルチ安打をマークし「バットの位置を気にしていた。この位置だっていうのが3打席目くらいにできた」と試合中に微調整しながら結果を出した。
今季は2軍で好成績を残し、13日に支配下登録を勝ち取った。14日に1軍昇格を果たしたが、9打数無安打6三振と1軍の洗礼を浴びた。「配球面でも迷った。全部(打ちに)いきすぎた」と反省。フルスイングが魅力の背番号96は「(打球の)方向を広角に、内側から打ちたい」。試行錯誤を繰り返し、もう一度1軍の舞台で勝負する力を蓄える。