◆米大リーグ アストロズ―カブス(28日、米テキサス州ヒューストン=ダイキンパーク)

 カブスの鈴木誠也外野手が28日(日本時間29日)、敵地のアストロズ戦に「3番・DH」でスタメン出場し、4試合ぶりにMLB自己最多となる22号本塁打を放った。

 9-1で迎えた8回1死一塁で、アストロズ3番手右腕グストと対戦。

カウント1-0から外角へ逃げる83・3マイル(約134・1キロ)のスイーパーを引っ張った。打った瞬間にわかる当たりは405フィート(約123・4メートル)飛んで左翼スタンドに着弾。打球速度105・8マイル(約170・3キロ)、打球角度26度の会心の当たりで、騒然とする敵地ファンの中でダイヤモンドを一周した。

 メジャー4年目の鈴木は昨季、キャリアハイの21本塁打をマーク。日本人右打者の史上最多記録でもあったが、これを球宴前の6月中に上回ってしまった。

 リーグ打点王争いで2打点を上積み。67打点でトップに並んでいたスアレス(Dバックス)に2打点差とする69打点として単独トップとなった。

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