バスケットボールBリーグ1部のレバンガ北海道は29日、新加入の富永啓生が「NBAサマーリーグ2025」(7月10日開幕、米ラスベガス)に出場すると発表した。NBAの昨季準優勝チームであり、富永も下部チームに所属したインディアナ・ペイサーズから招待を受けた。
サマーリーグはNBAを目指す若手の登竜門で知られる。母校の米ネブラスカ大を卒業した富永は昨夏、パリ五輪でのプレーを優先したため、サマーリーグに参加しなかった。その後はペイサーズ傘下のGリーグチーム、インディアナ・マッドアンツに所属。NBAへの道を模索していたが、プレー時間が短かったため、Bリーグ入りを決めた経緯がある。
富永はクラブを通じて、「夢であるNBA選手に向けて、サマーリーグ2025へのオファーをくださったインディアナ・ペイサーズの皆様、そして夢へのチャレンジをサポートいただいておりますレバンガ北海道の小川オーナー、折茂社長をはじめとする球団関係者の皆様、そして北海道のファンの方々、関係者の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございます」などとコメントした。
マッドアンツ時代はプレー時間が限定的だったが、「こうして再びインディアナ・ペイサーズからオファーをいただけたことは本当にうれしいです。初めて出場するNBAサマーリーグで、しっかりと頑張ってきます」と意気込んだ。