TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)は29日、巨人のライデル・マルティネス投手が27日のDeNA戦で開幕から30試合連続無失点となったことを報じた。マルティネスは2016年の中日・田島の31試合のセ・リーグ記録に王手をかけた。

 スタジオには元中日監督の森繁和氏が生出演。キューバ出身のマルティネスは昨年まで中日の絶対的守護神としてNPB通算166セーブ。特に昨年までの3年間は22年が56登板で62奪三振、防御率0・97。23年は48登板で62奪三振、防御率0・39。昨年が60登板で59奪三振、防御率1・09と圧巻の成績を残してきた。

 オフに自由契約となり4年総額50億円以上(推定)のNPB史上最大級となる超大型契約で巨人の一員となった。

 スタジオでは、マルティネスは森氏が中日のコーチ時代にスカウトしたことを紹介。森氏は当時を「そのころは19、20歳のころだったんですけど、たまたまドミニカに行ってる時にテレビをつけたら、たまたま投げていたんです」とし「気になってビザがなかったものですから翌年、またドミニカからキューバに飛んで交渉に行ってきました」と明かした。

 中日に入団後の印象を「スピードボールは速かったんですけど、コントロールがまだ…それから変化球もまだまだ…。ボールを投げることがあまり好きじゃなかったものですから、どんどんゲームで投げさそう、と。ブルペンってあんまり入らないんです。先に先発をやらせて、それからリリーフで一気に。

1イニング全力で行けるボールを投げさすということで勢いが増しました」と育成方法を振り返っていた。

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