函館11R・函館記念・G3・馬トク激走馬=ボーンディスウェイ

 前走の新潟大賞典で好位追走から5着に踏ん張ったハーツクライ産駒。3、4コーナーで早めに動いたが、結果スローペースに泣いた形。

3番手から3着に粘った中山金杯時は「切れるタイプではないので、この馬の脚質を生かせました」とのコメントを残した木幡巧也騎手と2戦ぶりのコンビ再結成で、この馬の特性を熟知しているだけに、ゲートさえ決まれば、前めで構えていく戦法が濃厚だろう。

 早めに函館に入り、直前は芝コースで伸びやかなフットワーク。北海道は初挑戦となるが、鞍上も芝への対応も含め、追い切りの手綱から好感触を得たようだ。好枠を引き、脚長で推進力ある体型を生かしたパワフルな脚さばきで先行がかなえば、粘り込みは十分にイメージできる。

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