福島11R・ラジオNIKKEI賞・G3・馬トク激走馬=バズアップビート
白百合Sでは後方から直線大外を追い上げ、3着に突っ込んだエピファネイア産駒。昨夏の小倉の新馬戦では勝ったジョバンニ(皐月賞4着)の2着と好走も初勝利は5戦目と時間を要した。
ダービー切符に挑んだプリンシパルSはスタート直後に騎手が落馬し競走中止だったが、前走で即反撃の末脚に、この馬の能力をみた。陣営も「想像以上の脚。ポテンシャルを確認させてくれました」と評価した。
この中間は順調に調整され、1週前には栗東CWコースで6ハロン83秒6―11秒1をマークし、しっかりと負荷をかけられた。最終追いは坂路で馬なりと、態勢は整った。友道調教師も「ようやく実が入ってきた」と成長ぶりを認める。戸崎騎手との初コンビにも期待が高まる一戦だ。