オリックスの安達了一内野守備・走塁コーチが15日の楽天戦(京セラD)の開始前、炎症性腸疾患(IBD)の患者との交流会に参加した。IBD患者向けオンラインコミュニティを運営する企業からの打診で実現。

16年に潰瘍性大腸炎を発症するも、闘病しながら24年までの現役生活を全うした同コーチは15分間、参加者の質問に答えた。

 病名を告げられた時は「ショックで、野球もできるとは思わなかった」と回顧。それでも「最初は切り替えられなかったけど、周りのサポートであったり、いろんな人がやってくれた。それで、この病気でもできるんじゃないかと思って、切り替えることができた」と明かし、参加者から拍手が送られた。

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