【阪神】２カードぶり勝ち越し　佐藤輝明が球団日本人４１年ぶり両リーグ最速２０号　伊藤将司が２年ぶり完封
力投する伊藤将司（カメラ・清水　武） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ヤクルト０―６阪神（２９日・神宮）

　阪神が連勝で２カードぶりのカード勝ち越しを決めた。

　初回２死、森下の２戦連発となる１３号ソロで先制。

１―０の５回には大山、前川の連打で無死一、三塁、坂本が左中間フェンス直撃の適時二塁打だ。なおも１死二、三塁から伊藤将がスクイズ。失策もからみ２者が生還した。さらに１死一、三塁から中野が中犠飛を放ち、この回一挙４得点だ。　５―０の８回１死では佐藤輝が丸山の変化球を右翼スタンドへ運んだ。両リーグ最速２０号は、球団では６人目で日本人に限れば８４年の掛布以来４１年ぶりだ。さらにこの一発で５０打点目。新人から５年連続５０打点はドラフト制後、７人目の快挙となった。

　先発・伊藤将は圧巻。２回までに２安打を浴びたが、３回以降はノーヒットに抑えた。２安打、２年ぶりの完封で２勝目を挙げた。

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