【巨人】同一カード３連勝に杉内俊哉投手チーフコーチ「ケイ、バウアー、ジャクソンをやっつけたのはすごく大きい」
３回１死一塁、佐野を併殺打に抑えた赤星優志と小林誠司（カメラ・小林　泰斗） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人１―０ＤｅＮＡ（２９日・東京ドーム）

　巨人の杉内俊哉投手チーフコーチが自己最多の６勝目を挙げた赤星優志投手を称賛し、同一カード３連勝したことについて言及した。

　赤星は初回、先頭の佐野に四球を与えるなど不安定な立ち上がりだったが徐々に修正。

１点リードの７回２死から筒香に右前打を打たれて６回２／３をわずか３安打で無失点で抑えて、自己最多の６勝目を挙げた。杉内コーチは「超えてくれましたね。本人に『貯金作ろうや』と言っていたので、６の５になってくれてよかったです」とねぎらった。

　序盤は球が引っかかり気味だったが、杉内コーチは「引っ掛け気味で。調子自体もそこまで良くなかったんですけどね、疲れもあってか球速も本来の球速よりは出てなかったので。でもここを乗り切ってもらって、乗り越えたらまたね、球速戻ると思うので」と話し「低めを丁寧に攻めたり。（小林）誠司が高めをうまく使ったりとか、低めだけにならないようにね。その辺を上手くリードしてくれましたね」とバッテリーを組んだ小林のリードもたたえた。

　７回の交代の場面は「ピンチで得点圏で筒香くんだったら（中川）皓太行く予定だったし、２アウト取ったら筒香くんと勝負して、ヒット打たれたら（田中）瑛斗行くって、ある程度監督と話してた」と意図を説明。「３人で終わった方がもちろん理想だったんですけど、（捕手の）山本くんはたぶん代えてこないだろうと、瑛斗いって」と継投の狙いも明かした。

　７月はＤｅＮＡとの対戦が続く。「ケイ、バウアー、ジャクソンをやっつけたのはすごく大きいですし、うちのピッチャーも負けていなかったのでね」と手応えを感じ「０点に抑えたのが１番デカかったですけど」と振り返った。

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