◆JERA セ・リーグ 巨人1―0DeNA(29日・東京ドーム)

 巨人の大勢投手が8回に登板し、1回無安打無失点と好投。この日が26歳になった自身の誕生日に花を添えた。

 1点リードの場面でマウンドに上がり、先頭の代打・梶原は外角高め154キロで空振り三振。森敬を156キロで左飛、代打・戸柱も154キロで三ゴロに封じ「優志もいいピッチングしてましたし、瑛斗もいいピッチングしていたので、しっかり1点差だったので0で抑えよう」と同学年らの投球に感化された。

 前回27日のDeNA戦では打者2人、1死一塁を招いた場面で緊急降板。左脚がつりかけたためで、大事をとって交代した。「勝ちパターンに投げさせてもらっているのでああいう姿をっていうか大けがではないですし、つったぐらいで降りたというのが、情けないなって気持ちだった」と降板時の思いを語り「そういう登板の後が大事になってくるなっていうのがあったので、気持ち入ってました」と強い思いを口にした。

 右腕は「ちょっとマウンドにゆっくり上がったんですけど」と応援団からのバースデーソングに期待したが、相手チームとの兼ね合いで流れず。試合後にファンが合唱していたことを知り「本当にありがたいですし、うれしいです」と感謝した。同期である赤星からは「しっかり投げれる登板の場面をいただきました。のみ、っていうか1番いい」と最高のプレゼントに喜んだ。

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