サマースプリントシリーズ第2戦、第60回北九州記念・G3は、7月6日、小倉競馬場の芝1200メートルで行われる。

 ヨシノイースター(牡7歳、栗東・中尾秀正厩舎、父ルーラーシップ)は昨年の当レース2着馬。

7歳の今年も、前走の春雷Sを制して元気いっぱいだ。昨年の北九州短距離Sでも勝利しており、小倉コースとは相性がいいのも魅力。

 キタノエクスプレス(牡7歳、栗東・坂口智康厩舎、父アジアエクスプレス)は今年の北九州短距離Sを勝った。前走の鞍馬Sは2着だったが、メンバーで最速の上がりを使っていたように、こちらも衰えはない。

 ロードフォアエース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ロードカナロア)はオープンに昇級してから3戦したが、すべて2着と内容のあるレースを続けている。9戦続けて連対を継続中であり、ここも勝ち負けを期待したい。

 斤量面で有利な3歳勢は、葵Sを勝ったアブキールベイ(牝3歳、栗東・坂口智康厩舎、父ファインニードル)が参戦する。その前走は15番人気での勝利だったが、直線での勝負根性は光った。1勝クラスの萌黄賞勝ちはこの舞台でのもので、コース適性も十分に備えている。

 葵S2着のクラスペディア(牡3歳、栗東・河嶋宏樹厩舎、父ミスターメロディ)は、このメンバーでもスピードは通用する。ハナを取れれば前走のように粘り強く、斤量もおそらく軽ハンデになりそう。侮れない一頭だ。

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