◆米大リーグ　ロイヤルズ―ドジャース（２９日、米ミズーリ州カンザスシティー＝カウフマンスタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２９日（日本時間３０日午前３時１０分開始予定）、敵地・ロイヤルズ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。登板翌日ながら、６２試合連続のスタメン入りとなった。

　前日２８日（同２９日）の敵地・ロイヤルズ戦では、復帰後３試合目の登板で最長の２回を投げて１安打無失点、１奪三振。初回にはＭＬＢの公式戦では自己最速となる１０１・７マイル（約１６３・７キロ）をマークした。一方で２戦連続で本塁打を放っていた打撃では３三振を喫して４打数無安打。試合後には「ピッチングはよくて、バッティングはよくなかったなという一日だったなと思います」と振り返っていた。

　この試合で２試合ぶりの本塁打を放てば、５年連続５度目となるシーズン３０本塁打。６月２９日の達成となれば自己最速だ。対戦するロイヤルズの先発は、左腕のクリス・ブービック投手（２７）。メジャー５年目の今季は、すでに自己最多に並ぶ６勝（５敗）を挙げ、リーグ５位の防御率２・１８をマークしている。大谷は２０２１、２２年に対戦して４打数３安打で、２１年６月８日には本塁打も放っている。３年ぶりの対戦だが、十分に本塁打の期待のもてる相性の良さだ。

　大谷はここまでチームの８４試合のうち、真美子夫人の長女出産にともなう「父親リスト」入りで欠場した２試合を除く８２試合に出場。リーグ２位に４本差でトップの２９本塁打を放っている。

レギュラーシーズン１６２試合に換算すると、５５・９発ペース。前日終了時点で９４安打（リーグ２位）、打率２割９分１厘（同１１位）、５４打点（同１２位タイ）、ＯＰＳ１・０３３（同１位）、８２得点（同１位）をマークしている。

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