◆米大リーグ カブス4―1レッドソックス(18日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 レッドソックス・吉田正尚外野手(32)が18日(日本時間19日)、後半戦初戦となる敵地・カブス戦で8回に今季初の代打出場も空振り三振。チームの連勝は「10」で止まった。

 1―4で3点を追う8回先頭だった。4番・ナルバエスの代打で登場したが、右腕・ケラーに対して3球三振。2ストライクから高めの98・4マイル(約158・4キロ)直球にバットが空を切った。

 15日(同16日)に32歳となってから初めての試合。しかし、吉田の名前はスタメンになかった。元ソフトバンクのカブス先発右腕・レイに対し、DH起用されたのは21歳のルーキー、アンソニーだった。カ軍の鈴木誠也外野手(30)は初回に先制&決勝3ラン。日本人対決でカード初戦は主役の座を譲った。

 吉田は昨年10月の右肩手術を乗り越え、今月9日(同10日)のロッキーズ戦でメジャー復帰。初戦から4打数3安打1打点と活躍し、コーラ監督も「大きな戦力だ。打線に今までになかったほど厚みが出た」と評価していた。メジャー3年目の今季、前半戦は4試合に出場し、打率2割8分6厘、1打点だった。

 Rソックスは前半戦を破竹の10連勝締め。今季は主にDHだったディバースをジャイアンツにトレード放出したが、ア・リーグ東地区3位から上位進出をうかがう。

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