【広島】ヤクルトに完敗で５位転落…７月以降では新井監督３年目で初　森下は７回２失点で１０敗目
両リーグ単独ワーストの１０敗目を喫した森下 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ヤクルト３―１広島（１９日・神宮）

　広島は、最下位・ヤクルトに完敗した。０―３の９回に内野ゴロで１点を奪うのが精いっぱい。

再び今季ワーストに並ぶ借金５に膨らみ、７月以降では新井監督３年目で初の５位に転落した。

　打線はヤクルト・奥川に７回３安打無失点の好投を許し、今季初勝利を献上した。４回１死一塁から一走・ファビアンがスタートを切り、モンテロのバットが空を切って“三振ゲッツー”。７回は坂倉が９球粘って先頭四球を選んだが、続くモンテロが初球に手を出して三ゴロ併殺打。８回にも１死一塁から大盛が遊ゴロ併殺打と攻撃がかみ合わなかった。

　先発・森下は、７回２失点と好投しながら直近５戦５敗で両リーグ単独ワーストの１０敗目（５勝）。早くも昨季の自己ワーストに並んだ。３回までは毎回走者を許しながら無失点。４回は１死から赤羽を四球で歩かせ、２死からディレードスチールを許して２死二塁。沢井の左前適時打で先取点を献上した。本塁でのクロスプレーで一度はアウトと判定されたものの、リプレー検証で判定が覆った。５回は岩田の先頭二塁打を起点に、１死三塁から内山の適時打で追加点を奪われた。

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