◆米大リーグ ドジャース5―6ブルワーズ(20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのロバーツ監督は20日(日本時間21日)、後半戦第3戦となる本拠地・ブルワーズ戦の後に会見し、1試合3試合と拙守が目立った野手陣に苦言を呈した。指揮官は「今日は特に守備の問題でした。

余計な塁を与えたり、アウトを取り逃したりすれば、投手陣に影響する。相手の打線にも大きく関わってくる。最近、そういうミスが増えてきています。それは僕たちのチームでは起きてはいけないことです」と語気を強めた。

 3点リードの4回は、2死一塁でパーキンスのゴロを三塁手のエドマンが一塁へ悪送球。記録は安打と失策で1点を返され、続くモナステリオに左前適時打を許した。1点差に迫られると、オルティスの中堅への当たりを、パヘスがグラブに当てながら捕球できずに走者が生還して追いつかれた。

 同点の5回は、先頭のチョウリオの大飛球を中堅手のパヘスがフェンスに激突しながら好捕してミスを取り返したが、1死一塁でボーンの左前安打を左翼手のルイーズがファンブルして一塁走者が三塁まで進み、ピンチを広げるなど、拙守が目立った。

 指揮官は「トミー(エドマン)のプレーに関しては、あれは難しいプレーで、よくやったと思う」とした一方、「フライやゴロをミスするようなことはあってはならない」と野手陣に奮起を促した。

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