MLBジャパンは21日、アジア出身選手として初めて米国野球殿堂入りするイチロー氏(51)を祝うプロジェクト「51 WITNESSES OF GREATNESS」を発表した。殿堂式典前日の28日(日本時間)に合わせ、王貞治氏ら、背番号にちなむ「51人」からの祝福メッセージを集めたティザー映像を21日から先行公開し、当日には特別イベントを実施する。
イチロー氏ゆかりの東京、愛知、兵庫の3か所でシリアルナンバー入り号外「MLB SPECIAL EDITION」を配布する。2001年から19年間の軌跡をまとめたタブロイドで、MLBとして初の号外発行となる。総発行部数は1万部で、東京ドームシティ内セントラルパークと神戸市内では午前7時から、イチロー氏の地元の空港バッティング(愛知県豊山町)では午前10時から配布する予定。米国風のニューススタンドに入れられて用意され、デザインは、所属した3球団の意匠が取り入れられている。
各会場では、MLBJapan公式Xかインスタグラムをフォローし、タグ付き投稿をした来場者に「イチロー殿堂入り記念ステッカー」を進呈するSNSキャンペーンも行う。
また少年時代にイチロー氏が通った空港バッティングでは、日米通算安打4367本にちなみ、合計4367回分の打席が無料になるコインを配布される。期間は7月28日から8月3日まで。