友風がまともに下がって４敗目　「自分に対して腹が立ちます。悔いが残る一番になってしまいました」
白鷹山（左）に押し出しで敗れた友風（カメラ・朝田　秀司） 画像（1枚）

◇大相撲名古屋場所９日目（２１日、ＩＧアリーナ）

　西十両２枚目・友風（中村）が西５枚目・白鷹山（高田川）に押し出され５勝４敗となった。

　当たり合ってすぐに引いてしまった。

「相手が低かったので、いけるかなと思ったのですが、前に圧力がかかっていなかった。引きずる負けではないと思いますけど、自分に対して腹が立ちますし、悔いの残る一番になってしまいました」と反省を口にした。

　ＮＨＫ解説の控室では、かっての師匠でもあった先代の尾車親方（元大関・琴風）と史枝夫人が声援を送っていた。「本当ですか？　ダメな相撲を見せてしまいました」と肩を落とした。

　それでも９日目までの相撲に内容に関しては「いいんじゃないですか。体はよく動いているし、疲れも残っていません」。特別なことはしていない。取組みを終えて愛知・豊田市の部屋に戻ると食事をして、午後９時には就寝。崩さないルーティンが好調な要因かもしれない。

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