◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 35」(23日、新潟・アオーレ長岡)観衆1547
新日本プロレスは23日、新潟・アオーレ長岡で“真夏の最強戦士決定戦”「G1 CLIMAX 35」のBブロック公式戦4試合を行った。
大会を前に新日本プロレスは20日の札幌大会から右ヒザの負傷で欠場しているIWGP GLOBAL王者ゲイブ・キッドが長岡大会も欠場することを発表した。
ゲイブは20日の北海きたえーる大会の試合前に松葉杖をついてリングに登場し「もし100パーセントの力が出せないなら、俺の試合を観るために、一生懸命稼いだ金でチケットを買ってくれた人たちに最高の試合を届けられないなら、リングに上がりたくないんだ。だから今夜の試合を欠場するしかないんだ。だが、ひとつだけ確かなことは、また歩けるようになったとき、また闘えるようになったとき、それはオマエら全員の終わりを意味する。これは俺の『G1』になるはずだった。俺は『G1』をあきらめるなんて言ってない。またできるようになった瞬間に、俺を戻してくれ。準備はできている。
長岡大会を終えBブロックはYOSHI―HASHIが唯一、無傷の3連勝で単独首位。そのあとを2勝1敗で海野、エル・ファンタズモ、ドリラ・モロニー、成田蓮、KONOSUKE TAKESHITAが続く展開となった。
今年のG1は、10選手がA・Bの2つのブロックに分かれてリーグ戦を行う。公式リーグ戦はすべて30分1本勝負で全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両選手1点、無効試合は両選手0点。各ブロック1位は8・16有明アリーナの準決勝戦に進出する。
8・14後楽園ホール大会でAブロック2位とBブロック3位が、Bブロック2位とAブロック3位が時間無制限1本勝負で決勝トーナメント進出決定戦を行う。
8・16有明でA1位がB2位対A3位の勝者と、B1位がA2位対B3位の勝者と、時間無制限1本勝負で準決勝戦を行い、勝者が8・17有明大会で時間無制限1本勝負の優勝決定戦を行う。
公式リーグ戦で1位と2位と3位の選手が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定。
「G1」エントリー選手は以下の通り。
◆Aブロック
ボルチン・オレッグ
上村優也
辻陽太
デビッド・フィンレー
EVIL
SANADA
棚橋弘至
大岩陵平
タイチ
カラム・ニューマン
◆Bブロック
エル・ファンタズモ
海野翔太
鷹木信悟
ザック・セイバーJr.
グレート―O―カーン
ゲイブ・キッド
成田蓮
KONOSUKE TAKESHITA
ドリラ・モロニー
YOSHI―HASHI
◆7・23長岡大会全成績
▼第1試合 20分1本勝負
○矢野通、ボルチン・オレッグ(6分01秒、横入り式エビ固め)金丸義信●、SANADA
▼第2試合 20分1本勝負
○ジェイコブ・オースティン・ヤング、カラム・ニューマン(6分42秒、ジェイコブスラダー→片エビ固め)嘉藤匠馬●、上村優也
▼第3試合 20分1本勝負
ディック東郷、“キング・オブ・ダークネス”EVIL(6分30秒、Scorpion Deathlock)安田優虎●、タイチ
▼第4試合 20分1本勝負
○ハートリー・ジャクソン、大岩陵平(6分25秒、デスバレーボム→体固め)永井大貴●、辻陽太
▼第5試合 20分1本勝負
村島克哉、○棚橋弘至(7分56秒、テキサスクローバーホールド)外道●、デビッド・フィンレー
▼第6試合 『G1 CLIMAX 35』Bブロック公式戦 30分1本勝負
○YOSHI―HASHI(3勝=6点)(11分32秒 カルマ→片エビ固め)ドリラ・モロニー(2勝1敗=4点)●
▼第7試合 同30分1本勝負
○成田蓮(2勝1敗=4点)(9分50秒、地獄の断頭台→片エビ固め)エル・ファンタズモ(1勝2敗=2点)●
▼第8試合 同30分1本勝負
『G1 CLIMAX 35』Bブロック公式戦
○KONOSUKE TAKESHITA(2勝1敗=4点)(17分05秒、レイジングファイヤー→体固め)グレート―O―カーン(1勝2敗=2点)●
▼第9試合 同30分1本勝負
○海野翔太(2勝1敗=4点)(22分10秒、Second Chapter→片エビ固め)ザック・セイバーJr.(1勝2敗=2点)●