◆大相撲名古屋場所9日目(21日・IGアリーナ)

 西前頭8枚目・一山本(放駒)は、同6枚目・豪ノ山(武隈)を引き落とし、勝ち越し第1号となった。1敗で首位を守った。

過去2勝1敗の相手に、突っ張り合いからのど輪で押し込み、引いて勝利。「しっかり当たったのがよかった」と笑顔を見せた。

 23年の九州場所以来となる9日目での給金直しとなった。この場所では終盤まで優勝争いを展開したが「まだまだ先は長いですから」とさらり。この日は新横綱・大の里の土俵入りで、太刀持ちを務める高安が対戦したため、代わりに一山本が行った。「とても緊張したけど、何とかしっかりやったのかと思う」。

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