◆JERAセ・リーグ 中日0―1DeNA(21日・バンテリンドーム)

 7連勝中だった中日は、DeNA・東を前に8回まで5安打と沈黙し、今季16度目の完封負け。4カードぶりの負け越しで、借金6で前半戦を終えた。

 0―1の9回、先頭の細川を四球で出塁。代走に尾田が送られた。だが、ボスラーの打席で1ボール2ストライクから、伊勢の一塁へのけん制球に引っかかり、タッチアウト。井上監督がリクエストするも、判定は覆らなかった。流れを手放し、ボスラーは一邪飛、山本が中飛に倒れ、2連敗を喫した。

 尾田は、前日の同戦に8回から守備固めで途中出場していた。9回1死二、三塁で、代打・京田の左翼への打球に猛チャージして突っ込むも後逸。同点とされていた。この日の試合後は最後まで残り「今日はすみません」とうつむきながら、球場を後にした。

 井上監督は、尾田のけん制死について、「そこはあまり言及しない方がいいかな」と配慮。2試合続けての起用には、「昨日のことがあったからと言って、(使わないなら)ベンチに入れるな、という話でしょ」とコメントした。

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