◆JERA セ・リーグ 巨人6X―5阪神(21日・東京ドーム)

 巨人のライデル・マルティネス投手が同点の9回に登板。開幕戦となった3月28日のヤクルト戦(東京D)以来の今季2勝目を挙げた。

 守護神は中野、森下、佐藤輝の強打者が並んだ9回にマウンドに上がると、3者連続で空振り三振を奪った。圧巻の投球でチームのサヨナラ勝利をアシストしたが「ああいう劇的な試合の流れになるっていうのは、ちょっと、さすがに自分でも予想できないぐらいな展開だった」と驚きを隠せなかった。

 5点ビハインドの7回には増田陸の適時打やリチャードの同点3ランなどで一挙に5得点を奪う展開となった。守護神は「チームが追いついてくれて、そのあとこういった形で自分の登板機会が来るだろうな」と予想していたことを明かし「よりフォーカスして、気持ちもやっぱり入りました」と準備を整えていたと語った。

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