◆第107回全国高校野球選手権奈良大会▽3回戦 智弁学園16―0奈良=5回コールド=(21日・さとやくスタジアム)
圧巻の戦いぶりだった。智弁学園は初回に3本の長打で3点を先制。
試合前日、指揮官から盗塁のノルマが課された。「1、2番で2盗塁以上」などのノルマが課された。ナインは次の塁を狙い続け“ノルマ超え”の8盗塁を達成した。主将の少路慶斗三塁手(3年)は「盗塁を今日のテーマにしてきた。自分たちの武器になると思う」と、強打に機動力を加えた攻撃に手応えをつかんだ。
秋春は天理に王座を譲ったが、「夏は智弁やぞっていうところを見せたい」と少路主将。