体調不良で抹消中の巨人・キャベッジ、後半戦開幕から１軍合流へ　実戦復帰から３戦連続安打に「状態はいいですね」
２回無死、キャベッジが中前安打を放つ（カメラ・堺　恒志） 画像（1枚）

◆プロ・アマ交流戦　巨人３軍２―３トヨタ自動車（２１日・ジャイアンツタウンスタジアム）

　体調不良により１２日に出場選手登録を抹消されていた巨人のトレイ・キャベッジ外野手（２８）が３軍のトヨタ自動車戦で中前安打を放ち、実戦復帰から３戦連続安打をマーク。「４番・右翼」で出場し、２回先頭で中前に鋭く打球を運び、「状態はいいですね」と笑顔で振り返った。

　第３、４打席では四球を選び３出塁。復帰戦からの２試合は６回に途中交代していたが、９回に代走を送られるまでプレーした。「けがなく最後までプレーすることと、ボールに対して強いスイングをすることを心がけた。それはできたんじゃないかな」と、納得の表情。駒田３軍監督は「３打席で終わりかと思ったら、自分で『打席に立ちたい』と」と説明した。

　後半戦開幕の２６日の広島戦（マツダ）から昇格する見通しで、チーム最多タイの８本塁打の助っ人が打線に厚みをもたらす。（臼井　恭香）

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