「怖い怖い怖い」日本ハム・新庄監督がまた予言的中　３連勝で貯金２１、単独首位ターン
楽天相手に３連勝を決め、試合後ベンチのナインとハイタッチする新庄監督（右、カメラ・頓所　美代子） 画像（1枚）

◆パ・リーグ　楽天０―２日本ハム（２１日・楽天モバイル）

　また予言が的中した。４回に万波の先制二塁打などで挙げた２点を４投手の完封リレーで守り切り、前半戦３連勝締め。

新庄監督は試合後、会見場に姿を現すと開口一番、「怖い怖い怖い。もう後半戦から予言しない。危ない危ない危ない」と苦笑い。１３日の試合後に、「オールスターまでに貯金２１」と話していた通り、有言実行での首位ターン。交流戦の星取り１１勝７敗も的中させており、自らの能力に恐怖すら覚えた。

　先発の細野が６回無失点で３勝目。前日４番の郡司をベンチスタートさせ、セットアッパーの田中を球宴に備えてベンチから外すなど、抜群の選手層を見せつけつつ楽天にカード勝ち越しも決めた。「１人３つぐらいポジションを守らせて、調子が悪いところに埋めていく作業が完璧にハマっています」とニヤリ。「この使い方だったらけがもしない」と先発を７～８人で回す“ゆとりローテ”と８９試合で８９通りの“日替わり打線”で首位を守っている。

　後半戦へ秘策もある。「（先発を）６枚でいきたい。７、８、９（番手）をもしかしたら中に持ってくるかもしれない」とローテを厳選し、あふれた先発を中継ぎ起用するプランを披露した。

残り５４試合。余力を残す新庄ハムがリーグ優勝へラストスパートをかける。

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