マリーゴールド、待望「道場」完成…ロッシー小川代表が声を震わせ万感あいさつ「感無量でいっぱい…新しい選手を育成してスキルを上げていきたい」
道場開きで全選手とリングに立つロッシー小川代表（中央） 画像（1枚）

　女子プロレス「マリーゴールド」は２２日、道場開き（場所は非公表）を行った。

　昨年５月の旗揚げから１年２か月を経て待望の道場が完成。

試合用リングを備えた道場は広さ約１００平方メートル。選手、スタッフがそろって神事を行い、真新しいリングに全員が上がりロッシー小川代表が「マリーゴールド旗揚げして１年２か月経ちまして、ようやく道場が完成して、今、感無量でいっぱいでございます」と声を震わせ「どんどん新しい選手を育成して、選手のスキルを上げていきたいと思いますんで、皆さんも末永く見守ってください」と万感を込めた。

　選手を代表してワールド王者の林下詩美が「新しい道場ができたということで、選手全員とても嬉しく思ってますし、これからたくさん練習もして、どんどんレベルも上げていって、たくさんの人にマリーゴールドをお届けできるように頑張っていきたいと思います。選手一丸で頑張っていけるように、月に１回のちゃんこ鍋パーティーも開催しながら、マリーゴールド、この全員家族、マリーゴールドの家族全員で１つの鍋を囲んで、一丸になって頑張っていきたいと思います」とさらなる鍛錬と一致団結を誓った。

　その後、初練習とＭＩＲＡＩと山岡聖怜のスパーリング、さらに青野未来、天麗皇希、ビクトリア弓月と松井珠紗、ＣＨＩＡＫＩ、瀬戸レアによる実戦を公開した。

　小川代表は、あいさつで声を震わせたことに「やっぱり１年２か月もかかったんで。なかなか道場借りるってそんなに簡単なことじゃないんで、いろんなね、近隣の問題、騒音の問題、いろんな問題があって、やっぱり何十件と見た中で、ここに落ち着いたかなっていうとこなんで。そういう意味ではね、こっからが本当にスタートかなっていう感じです」と明かした。

　道場を決めるまでに「会って、内見して、ダメで、内見して、ダメでのくり返しで。１回ギリギリまでオッケーだったんだけど、やっぱり最後騒音でダメだと」と振り返り、完成した道場を「本当何もない倉庫だったんで、それから比べたらもう全然見違えるぐらいで綺麗なものが出来上がったかなと。本当これから始まりですよね」とうなずいた。

　さらに今後に向け「もっともっと選手欲しいなって思いますね。

やっぱり、最強最高軍団になるようなね、人数が必要ですよ。でもこっからようやく生まれてくるんじゃないですか？ただ、今までも練習はしてたんで。練習は週に何回もしてるんで、そこはね、ないからできないとかいうんじゃない。ただ自由に使える。前は借りても１回３時間ぐらい。ここに来たら１日いるような感じになっちゃうでしょう。だからようやく家というかね、城ができたんで」と掲げていた。

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