◆大相撲 ▽名古屋場所11日目(23日、IGアリーナ)

 東幕下筆頭・旭海雄(大島)が、西幕下6枚目・若ノ勝(常盤山)を寄り倒して、4勝2敗とした。勝ち越しを決めて、来場所の新十両に大きく前進した。

「足が出て良かった。緊張は少ししていたが、いつも通りいこうと思っていた。とりあえず勝ち越すことができてよかった」と安どした。

 先場所は東幕下5枚目で5勝を挙げて、新十両昇進が期待されたが、昇進はかなわず。「上がりそうで上がれなかった悔しさもある。今場所、絶対に勝ち越したいという熱い気持ちがあった」と話した。

 日体大の同期には横綱・大の里(二所ノ関)、阿武剋(阿武松)らがおり、「2人の結びを見て刺激になった。同級生なので、追いかけて頑張りたい」と力強く語った。

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