7月27日の中京3R新馬戦(芝2000メートル)で初陣を迎えるクールドリオン(牡、栗東・庄野靖志厩舎、父スワーヴリチャード)に注目だ。
23日の最終追い切りは、坂路で26日の中京4R新馬戦(芝1400メートル)でデビュー予定の僚馬レッドレベンディス(牡、父クリソベリル)を半馬身追走し、53秒3―12秒5で併入。
庄野調教師は「1週前はしまい重点とはいえ、時計も上々だったし、力を出せる仕上がりにある。普段は扱いやすいタイプだけど、オンとオフがしっかりしていて、スイッチが入るといい動きをする」と期待を隠さない。
現役時代に管理した2018年大阪杯、2019年ジャパンCとG1・2勝を挙げた父と比べ、「所作が似ている。馬房を出る時なんかは特にね。脚の使い方もスワーヴリチャードと似ている」と姿を重ね合わせる。「距離が少し気になるところだけど、操縦性はいいし、ゲートの出も問題ない。楽しみ」とトレーナーは力を込めた。