◆パ・リーグ オリックス―西武(31日・京セラD)

 西武は31日、19年ドラフト2位で入団した浜屋将太投手(26)と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は「90」に変更となる。

 浜屋は球団を通じて「ここからまたがんばらなければいけないという気持ちです。育成契約になるとき、色々な思いが巡ってくじけそうになりましたが、たくさんの人に支えてもらって、再度支配下となりました。入団時より成長できたと感じています。ファームでやってきたことを自信にして、一軍のマウンドで発揮したいと思います」とコメント。常時ファームからの報告や映像を通じて浜屋の投球をチェックしていたという西口監督も「今年、プロ入って一番いい球投げてるって」と貴重なリリーフ左腕として期待した。今後は状態を見て1軍に合流させる見通しだ。

 樟南高—三菱日立パワーシステムズを経て19年ドラフト2位で西武に入団。1年目の20年は12試合に登板し3勝3敗、防御率4・97の成績を残すも、その後は4年で9試合の登板にとどまり、25年からは育成選手契約を結んでいた。今季は2軍で10試合に登板し、防御率1・04の成績を残していた。

 西武はこれで支配下70枠が全て埋まった。

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