◆JERAセ・リーグ 中日―巨人(31日・バンテリンドーム)

 中日のマイケル・チェイビス内野手(ドジャース傘下3A)が、「5番・三塁」で先発出場し、特大2ランで来日初安打を飾った。

 1―4の4回無死一塁。

巨人の先発・井上の148キロ直球を完璧に捉えた。力強いスイングではじき返した打球は、オレンジに染まった左翼席中段へ一直線。点差を縮める豪快な来日1号で、プロ初勝利をかけて先発した金丸を援護した。

 チェイビスは、メジャー通算42発のスラッガー。この日の打撃練習では、サク越えを連発し、規格外のパワーを見せつけた。試合前には「日本でプレーするのが楽しみ。自分の強みはボールを広角に打てること。チームが勝てるように貢献したい」と話していた助っ人が、名刺代わりの一発でファンの心をつかんだ。

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